【レポ】mitosaya 薬草園蒸留所へ行ってきた先日、いすみ市大多喜町にあるmitosaya薬草園蒸留所がopen dayを開催されたのでお邪魔してきました。1987に設立された薬草園だったのが2015に閉園。2年の空白期間を経て起ち上がったのがこの蒸留所。ようやく酒造免許も交付され、いよいよスタートというこのタイミングのopen dayにお邪魔できたのはとても良かったと思います(ちなみにこのopen dayも今回が初めて)。始まる前の空気感て独特で、ワクワク感があってその瞬間にしかないもの。しかも蒸留所のそれはなかなか体感できるものではありませんから。嬉しいことにopen dayで蒸留所内の見学も行なっていたので言うまでもなく参加、いろいろとめんどくさい質問をさせていただきました。ご回答いただきありがとうございました。大まかな内容を以下に。醗酵槽は伝統工法で作られた杉製。蒸留機はドイツの農家で自家用に使用されているもの(ドイツの農家で認可を受けているところは年間300L程度までは蒸留が認められている)より少し大きめな連続式が1機。日本の酒税法には年間の最低生産量というのがあるらしく(変なもの定めるもんですね)、フル稼働でなんとかクリアできる程度との事。ゆくゆくは増設したいとおっしゃってました。作るものはフルーツ・ブランデーやインフューズしたハーブ・スピリッツを予定。また、ハーブ・スピリッツには外から米原料のアルコールを買い入れて使用予定との事。熟成庫は蒸留所の1室を改装。断熱材を張り巡らせた空調設備無し(今後入れるかは未定)の部屋。熟成にはドイツで保存に使われている、雫型ガラスのもの(これがまたチャーミング)。少しだけ、試作されたものが入っていました。本当に「いよいよこれから」という感じでとてもいい景色。なお、このmitosaya薬草園蒸留所のマスター・ディスティラー、江口氏は”monkey 47”を作ったクリストフ・ケラー氏に師事した蒸留家。多種多彩で複雑なボタニカルの使い方にぜひ期待したいところ。ピカピカに磨き上げられた、20年の年季が入ったこの連続式蒸留機(ドイツ製)でどんなものが作られてくるのか、まずは1st releaseを楽しみに待ちたいと思います。#bartool #bar #authenticbar #mitosaya #mitosaya大多喜薬草園蒸留所 #行徳 #行徳BAR #浦安 #船橋

2018-11-29
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2018-11-29 bartool

【レポ】mitosaya 薬草園蒸留所へ行ってきた先日、いすみ市大多喜町にあるmitosaya薬草園蒸留所がopen dayを開催されたのでお邪魔してきました。1987に設立された薬草園だったのが2015に閉園。2年の空白期間を経て起ち上がったのがこの蒸留所。ようやく酒造免許も交付され、いよいよスタートというこのタイミングのopen dayにお邪魔できたのはとても良かったと思います(ちなみにこのopen dayも今回が初めて)。始まる前の空気感て独特で、ワクワク感があってその瞬間にしかないもの。しかも蒸留所のそれはなかなか体感できるものではありませんから。嬉しいことにopen dayで蒸留所内の見学も行なっていたので言うまでもなく参加、いろいろとめんどくさい質問をさせていただきました。ご回答いただきありがとうございました。大まかな内容を以下に。醗酵槽は伝統工法で作られた杉製。蒸留機はドイツの農家で自家用に使用されているもの(ドイツの農家で認可を受けているところは年間300L程度までは蒸留が認められている)より少し大きめな連続式が1機。日本の酒税法には年間の最低生産量というのがあるらしく(変なもの定めるもんですね)、フル稼働でなんとかクリアできる程度との事。ゆくゆくは増設したいとおっしゃってました。作るものはフルーツ・ブランデーやインフューズしたハーブ・スピリッツを予定。また、ハーブ・スピリッツには外から米原料のアルコールを買い入れて使用予定との事。熟成庫は蒸留所の1室を改装。断熱材を張り巡らせた空調設備無し(今後入れるかは未定)の部屋。熟成にはドイツで保存に使われている、雫型ガラスのもの(これがまたチャーミング)。少しだけ、試作されたものが入っていました。本当に「いよいよこれから」という感じでとてもいい景色。なお、このmitosaya薬草園蒸留所のマスター・ディスティラー、江口氏は”monkey 47”を作ったクリストフ・ケラー氏に師事した蒸留家。多種多彩で複雑なボタニカルの使い方にぜひ期待したいところ。ピカピカに磨き上げられた、20年の年季が入ったこの連続式蒸留機(ドイツ製)でどんなものが作られてくるのか、まずは1st releaseを楽しみに待ちたいと思います。#bartool #bar #authenticbar #mitosaya #mitosaya大多喜薬草園蒸留所 #行徳 #行徳BAR #浦安 #船橋

【レポ】mitosaya 薬草園蒸留所へ行ってきた先日、いすみ市大多喜町にあるmitosaya薬草園蒸留所がopen dayを開催されたのでお邪魔してきました。1987に設立された薬草園だったのが2015に閉園。2年の空白期間を経て起ち上がったのがこの蒸留所。ようやく酒造免許も交付され、いよいよスタートというこのタイミングのopen dayにお邪魔できたのはとても良かったと思います(ちなみにこのopen dayも今回が初めて)。始まる前の空気感て独特で、ワクワク感があってその瞬間にしかないもの。しかも蒸留所のそれはなかなか体感できるものではありませんから。嬉しいことにopen dayで蒸留所内の見学も行なっていたので言うまでもなく参加、いろいろとめんどくさい質問をさせていただきました。ご回答いただきありがとうございました。大まかな内容を以下に。醗酵槽は伝統工法で作られた杉製。蒸留機はドイツの農家で自家用に使用されているもの(ドイツの農家で認可を受けているところは年間300L程度までは蒸留が認められている)より少し大きめな連続式が1機。日本の酒税法には年間の最低生産量というのがあるらしく(変なもの定めるもんですね)、フル稼働でなんとかクリアできる程度との事。ゆくゆくは増設したいとおっしゃってました。作るものはフルーツ・ブランデーやインフューズしたハーブ・スピリッツを予定。また、ハーブ・スピリッツには外から米原料のアルコールを買い入れて使用予定との事。熟成庫は蒸留所の1室を改装。断熱材を張り巡らせた空調設備無し(今後入れるかは未定)の部屋。熟成にはドイツで保存に使われている、雫型ガラスのもの(これがまたチャーミング)。少しだけ、試作されたものが入っていました。本当に「いよいよこれから」という感じでとてもいい景色。なお、このmitosaya薬草園蒸留所のマスター・ディスティラー、江口氏は”monkey 47”を作ったクリストフ・ケラー氏に師事した蒸留家。多種多彩で複雑なボタニカルの使い方にぜひ期待したいところ。ピカピカに磨き上げられた、20年の年季が入ったこの連続式蒸留機(ドイツ製)でどんなものが作られてくるのか、まずは1st releaseを楽しみに待ちたいと思います。#bartool #bar #authenticbar #mitosaya #mitosaya大多喜薬草園蒸留所 #行徳 #行徳BAR #浦安 #船橋